スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

山月記

中島敦著 「山月記」

概要

舞台は唐の時代の中国、主人公の李徴は多くの才能に恵まれ早い時期から公務員試験(科挙)に合格しエリートコースを歩んでいた。しかし、元は詩人として名を成したかったため役人を辞して詩の訓練に励もうとする。生来の性格が災いして、勤めて友人や仲間を作ることができず、加えてなかなか詩人としての評価も上がらなかった。どんどん生活が苦しくなり妻子を助けるために再び下級役人として働く。プライドが高いため、以前は歯牙にもかけていなかった同僚や部下に命令されると李徴のプライドはズタズタになった。そして、あるとき出張先で発狂しそのまま行方不明となってしまう。
数年後、李徴の友人、袁傪が一匹の虎に襲われそうになる。しかしすんでのところで虎が回避し草むらから「あぶなかった」という人の声が聞こえてくる。袁傪は声に聞き覚えがあり声の主が李徴なのではないかと問う。そして、声は自分が李徴であり今に至るまでの自分の体験を袁傪に話していく。

感想

この小説は私が高校生の時に国語の時間で読んだのですが、李徴の心情が周りの人間にわかってもらえなかったこと、人との付き合いを大切にしなかったことがはっきり書かれていて面白かったです。詩歌で大成したかったがそれがかなわずに虎となってしまいいつ自分の人間の部分がなくなるかわからないという恐怖が常にありこのままでは死ねない。後世に自分の作った詩を残したいという執念が感じられてよかったです。
スポンサーサイト

ソードアート・オンライン

更新するのが久しぶりになってしまった。
先日、学科の友人の誕生日会があって友人宅にお邪魔してきました。私は、人の家に行くといつも気にするのが本棚で、おいてある本とかを見るとある程度そのひとのひととなりがわかるんですよね。「ストレスをためない生き方」とかそういった本があると「生きづらいのかな」とか勘ぐってしまうわけです。その子の本棚は小説もあればCancamがあったり、位相空間論の教科書があったりとかなりちぐはぐな感じで、普段のその子も行動面で予測不能な部分があるので、そういったものが現れたのかもしれません笑
それでおすすめのものは何か聞いてみたら、ラノベを貸してくれました。

「ソードアート・オンライン1 アインクラッド」

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
(2009/04/10)
川原 礫

商品詳細を見る




かなり有名なラノベらしく国内で1000万部、全世界で1400万部も売り上げている。もともとは作者が電撃ゲーム小説大賞に応募するために作られたもので、これが初めての長編小説だそうです。

本書の概要

MMORPGである「ソードアート・オンライン」と呼ばれる仮想ゲーム世界からの脱出を図るというもの。このゲームから脱出するにはゲームをクリアするしかなく、ログインしたプレイヤー1万人は、「アインクラッド」と呼ばれる空中城塞の最上層の100層までに到達しボスを倒していかなければならない。元の世界へ主人公のキリトとその仲間アスナがゲームクリアのために敵を倒していくお話。

感想

初めてラノベを読んだのですが、MMORPGの知識があるともっと入り込めたかなと思いました。インターネットのゲームをしたことがなかったので、ライフゲージとかギルドとか必殺技とかのイメージがわきにくかったです。でも、物語の展開はファンタジーっぽくて簡潔に書かれているので読みやすかったです。ただ、キリトとアスナがどういう経緯で知り合いになったのか(ゲーム内で)は、よくわからなかったのでとてもきになります。
ゲームを題材にしている作品ということもあって、技や食材、レベル、風景なども明確に書かれていてなじみの薄い作品でしたが楽しめました。

ちょっとオンラインのゲームやってみたいなと思うわたしでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。