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読書記録 恒川光太郎著 「金色の獣、彼方へ向かう」より「風天孔参り」

今日は、クリスマスということもありケンタッキーを買いに行ったのですが、とても並んでいました。やっぱり予約しておくのが一番いいですよね!

本題に移ります。今回は恒川光太郎さんの「金色の獣、彼方へ向かう」に収録されている、「風天孔参り」について紹介したいと思います。

あらすじ
 主人公の男は、樹海近くのレストラン兼宿屋を経営しており、ある日男女数名の団体客が彼の店を訪れる。その集団の一人である月野優が彼の宿に1週間泊まらせてくれと頼み、以後一週間ごとに宿泊代を前払いしては延泊を繰り返すようになる。宿屋の男が月野になぜ延泊するのか尋ねると、風天孔参りの一行を待っているからであるという。月野曰く、風天孔参りとは、草原などで小さな竜巻のようなものが起こりその中心が光っている、風天孔といわれる現象の中に入ることである、という。 そして月野は一年後のある日に、風天孔参りの集団を見つけ、彼らよりも早く風天孔の中に入ってしまう。その後、風天孔参りの案内人である安藤は、風天孔に本当は入りたい旨を宿屋の男に告げ、最後の参拝者を見届けた後、自らもその中に入って行ってしまう。

感想
 恒川光太郎の作品の多くは、奇妙な現象を題材とする作品が多い印象を私は持ってます。今回の風天孔参りも例外ではなく、風天孔という現実には存在しない現象を扱い、主人公がその現象に出くわす前と後での心情に変化が出ていると思いました。
 また、風天孔という現象がとても希少なもので、普通の人では遭遇する確率が極めて小さいが、案内人と一緒に居ればその確率を格段にあげることができるという点が、一種の特別感を醸し出していて、「一般には~だが、・・・の時のみ。。。になる」みたいな条件文がとても好みです。私が理系だからでしょうか・・・?
 加えて、恒川作品に共通するのが、主人公や登場人物の過去を吐露していく点です。「実は小学校の時~」みたいに話していくのですが、大体がぶっとんでる過去の持ち主が多いです。ていうか、そうじゃないと小説として面白くないかもしれません。

 ま、こんな風に駄文をつらつら書いていきましたが、恒川作品はほかにも「夜市」や「雷の季節の終わりに」などもお勧めです!






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