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ローレンクラウス著 「宇宙が始まる前には何があったのか?」 文藝春秋

最近、Youtubeで海外の科学啓蒙番組を見ることにはまっていて、

https://www.youtube.com/watch?v=C1yGjB4LBLI

とか量子力学を中心に一般視聴者向けに解説していてくれていてとてもわかりやすいです。英語っていうのが難点なんですけどね。

それで大学でこんな本を借りてきました。

ローレンクラウス著 「宇宙が始まる前には何があったのか?」 文藝春秋

この本は、ビッグバンが始まってから現在に至るまで宇宙がどういった過程を歩んできたのかが記されています。たとえば、宇宙が膨張していることの証拠をどのようにしてつかんだのか、将来の宇宙像はどのようなものなのか(本書では2兆年後の宇宙は銀河が全く見えなくなっていると述べています。)などです。特に面白いなと思ったのは、ダークエネルギーという概念が登場したきっかけです。宇宙が膨張するには、観測可能な宇宙のすべての銀河のエネルギーを合わせても(理論上必要なエネルギーよりも)少ないということになって「何もない空間にエネルギーがあるのではないか」という仮説が立てられて今ではその仮説が支持されています。

この本にはたびたび「観測可能な宇宙」っていう表現がでてくるんですが、わたしが依然IPMU主催の一般向け講演会に参加したときに、村上機構長がこの表現について答えてくれていたんです。

観測可能、つまり人が観測することができるのは、宇宙から降り注でいるニュートリノやら電磁波やらが地上(もしくは宇宙や地中)の観測機で探知できるからです。しかし、宇宙は膨張していて地球より遠くにある天体ほど地球から遠ざかるスピードが速くなるので、ある地点を境に遠ざかるスピードが光の速度を超えてしまいます。するとこの地点より遠くから発せられた光などは理論上観測不可能になります。そういうことで「観測可能な宇宙」という表現が用いられているそうです。



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