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読書記録「死の棘」

今日紹介するのは、島尾敏雄 著 「死の棘」(全集 現代文学の発見 第5巻 日常の中の危機、 學藝書林 所収)です。一昔前Twitterでこのようなものがありました。

https://twitter.com/matu2syun/status/563901234952683520

RTで回ってきて興味をもったので実際に読んでみたので紹介していきたいと思います。

全集・現代文学の発見〈第5巻〉日常のなかの危機 (1968年)全集・現代文学の発見〈第5巻〉日常のなかの危機 (1968年)
(1968)
大岡 昇平

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(注)ネタバレを含みます。


著者について

著者の島尾敏雄は、九州帝國大学経済科に入学した後、文科に転科し、東洋史を専攻した小説家で、代表作として「夢の中の日常」、「出発はついに訪れず」、「死の棘」などが挙げられます。島尾は海軍大尉でもあり特攻隊として出撃命令を受けたが、発信の命令を受けずに終戦を迎えたそうです。


概要について

非常勤講師と物書きで生計を立てている主人公は、妻のミホ、娘のマヤ、息子の伸一、と4人暮らしであったが、10年間もの間妻を騙して浮気をしていた。そしてある日妻が耐えかねて家を出ていこうとするも夫がそれを止め夫婦生活をとりもどしていこうとする。しかし10年間裏切られ続けていた妻は夫を全く信用しておらずノイローゼ気味になってしまう。


感想について

上のTweetを見るかぎりヤンデレ全開な人が出てくると思っていたのですが、そうではなく家族関係が崩壊しかけている中で、夫と妻が精神的にどのように変化していったのかを夫側の視点を中心に書かれていました。たしかにヤンデレ(?)な記述もなくないのですが、ノイローゼ気味になってヒステリックになった妻が夫に詰問をしていく、というのが近い気がします。

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