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読書記録 山口真由著 「天才とは努力を続けられる人の事であり、それには方法論がある」

 2連で今日はお送りいたします(笑) 表題の本は、著者が今まで出会った「頭のいい人」や「天才」だと思った人は実はこつこつ勉強をしていたというお話です。そのためには、モチベーションを維持していく必要がありますがそのための方法論が具体的に述べられています。
 
 私が面白いなと思ったのは、自分の得意不得意をアウトプットやインプット(「書く」「話す」「読む」「聞く」)に置き換えると何あたるかを意識して、得意な部分を磨いていくという考えと、目標は定量的に評価できるものするという考えです。

 僕の場合、「話す」と「読む」が得意で「書く」「聞く」は比較的に苦手です。ゼミでも話したり数式を書くことが多いので、(日本語を)書くといのは訓練不足です…。だからこうして記事を書いて慣れようと思ってもいるのですが…。

 目標を定量的に測れるようにしておくというのはおおむね同意できます。テストで何点とる、教科書の予習を何ページまでやる、などは達成感を生み出しやすいと思います。しかし必ずしも定量的に測れるような物事ばかりではないことも事実です。例えば、ヴァイオリンの練習で「〇〇ができるようにする」と目標設定しても、判断するのは自分であるので評価に客観性があまりありません。「〇〇時間練習する」という風に置き換えたとしても。練習時間を増やすことが目的ではなくあくまでも技術の習得がメインのはずなのでその場合は定量的に測るというのは難しいと思いました。

 中身は割と軽い感じで30分くらいで読み終えると思います。

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある
(2014/01/16)
山口 真由

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読書記録 佐藤文広著 「数学ビギナーズマニュアル」

 こんばんは。国公立前期の合格発表があったようなので、数学科入学予定の人向けに、今日は佐藤文広著「数学ビギナーズマニュアル」を紹介したいと思います。

 この本は主に、数学を本格的に勉強し始める学部1、2年生を対象に書かれていて、数学の記号の使い方や証明の書き方、数学を勉強する際の心構え的な事柄が収録されています。僕が特にお勧めしたいのは「明らかは本当に明らかか」という章で、数学科生だけでなく多くの理系受験生が入試の答案で使いがちな「明らか」や「自明」などの言葉を安易に使うことの危うさが述べられています。

 自明というのは3種類あって、①本当に明らかな場合、②明らかだが証明するのが難しい場合、③明らかそうで実は間違っている場合、があり、まだ数学を始めたばかりの人たちにはこれら3つの区別がつきにくい。数学者のヒルベルトも自身の論文中に「明らか」や「容易にわかるように」などの表現を用いており、時には間違っているとわかった証明もあったぐらいです。

 なぜこの本を紹介するかというと、私がまだB1の頃、微積の演習の授業で問題を発表するように教員から言われ、帰納法を使ったときに「n=1のときはあきらか」と黒板に書いて教員に大激怒されたからです。あのときはすごくびっくりしました。まだ授業を始めて2回目とかでしたからね…。それからその教員にこの本を読むように言われ読みました。新入生の方は、「明らか」は演習やレポートでは決して書かない方が無難だと思います。
 


数学ビギナーズマニュアル 第2版数学ビギナーズマニュアル 第2版
(2014/02/20)
佐藤文広

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読書記録 木下是雄著 「理科系の作文技術」 

 おはようございます。今日は、大学入学時に購入した(そして積読のままだった)「理科系の作文の技術」を読んでました。この本では、理系大学生をターゲットに、「レポートや論文をどのように書いていったらよいか」を具体例を示しつつ述べられています。

 この本のどこが気に入ったかというと、文章の組み立て方やパラグラフの意味、述べたいことを簡潔にすること、の大切がはっきりしていてとても読みやすかったです。

 レポートが課されてもどう書いてよいかわからない、という学生や社会人の方でも企画書を書くときにかなり使えます。

理科系の作文技術 (中公新書 (624))理科系の作文技術 (中公新書 (624))
(1981/01)
木下 是雄

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読書記録 恒川光太郎著 「金色の獣、彼方へ向かう」より「風天孔参り」

今日は、クリスマスということもありケンタッキーを買いに行ったのですが、とても並んでいました。やっぱり予約しておくのが一番いいですよね!

本題に移ります。今回は恒川光太郎さんの「金色の獣、彼方へ向かう」に収録されている、「風天孔参り」について紹介したいと思います。

あらすじ
 主人公の男は、樹海近くのレストラン兼宿屋を経営しており、ある日男女数名の団体客が彼の店を訪れる。その集団の一人である月野優が彼の宿に1週間泊まらせてくれと頼み、以後一週間ごとに宿泊代を前払いしては延泊を繰り返すようになる。宿屋の男が月野になぜ延泊するのか尋ねると、風天孔参りの一行を待っているからであるという。月野曰く、風天孔参りとは、草原などで小さな竜巻のようなものが起こりその中心が光っている、風天孔といわれる現象の中に入ることである、という。 そして月野は一年後のある日に、風天孔参りの集団を見つけ、彼らよりも早く風天孔の中に入ってしまう。その後、風天孔参りの案内人である安藤は、風天孔に本当は入りたい旨を宿屋の男に告げ、最後の参拝者を見届けた後、自らもその中に入って行ってしまう。

感想
 恒川光太郎の作品の多くは、奇妙な現象を題材とする作品が多い印象を私は持ってます。今回の風天孔参りも例外ではなく、風天孔という現実には存在しない現象を扱い、主人公がその現象に出くわす前と後での心情に変化が出ていると思いました。
 また、風天孔という現象がとても希少なもので、普通の人では遭遇する確率が極めて小さいが、案内人と一緒に居ればその確率を格段にあげることができるという点が、一種の特別感を醸し出していて、「一般には~だが、・・・の時のみ。。。になる」みたいな条件文がとても好みです。私が理系だからでしょうか・・・?
 加えて、恒川作品に共通するのが、主人公や登場人物の過去を吐露していく点です。「実は小学校の時~」みたいに話していくのですが、大体がぶっとんでる過去の持ち主が多いです。ていうか、そうじゃないと小説として面白くないかもしれません。

 ま、こんな風に駄文をつらつら書いていきましたが、恒川作品はほかにも「夜市」や「雷の季節の終わりに」などもお勧めです!






米澤穂信のサイン本を手に入れました!

 今日、新宿の紀伊国屋本店に行ってきて以前予約しておいた「満願」のサイン本を入手してきました。


米澤穂信 満願 2

米澤穂信 満願

 Twitterの告知で気づいて急いで電話予約したのですが、在庫あったみたいでほんとによかったです!他にも「ボトルネック」や「追想五断章」などのサイン本もあったみたいですが、売り切れ(?)したみたいです。すごいですね。

 米澤作品にわたしが嵌るきっかけとなったのは、「夏季限定トロピカルパフェ事件」という作品です。同作品は主人公が高校生になったばかりの高校生、小鳩くんと同じ中学出身の小山内さんが日常の謎から本当の犯罪まで解き明かしていく青春ミステリといわれています。こちらは<小市民>シリーズとして今までに4刊でていますので、機会があれば是非読んでみてください!

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
(2006/04/11)
米澤 穂信

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